よくあるご質問

みなさまからお寄せいただいたご質問とその回答を掲載しています。
ご不明な点やご質問はお気軽にお問い合わせください。

事前準備についてのよくあるご質問

家族葬の範囲は、身内のどこまでですか?

家族葬に「こうあるべき」といった定義はありません。一般的なお葬式から、仕事上のお付き合いなどを除いた、故人と直接的に関わりのあったごく親しい人たちで行う規模のものです。
あまり限定してお考えにならなくても大丈夫ですよ。

会社関係者が1人でも参列した場合には、家族葬とは言わないのでしょうか?

家族葬に「どのような条件を満たせばそう呼ぶか」という定義はありません。会社関係の人が少数参列されても、ご遺族が家族葬であるとお感じになられたら家族葬でよいでしょう。
もし、純粋にご親族だけでご葬儀を行いたいのでしたら、その旨を周囲にもしっかりと通知することが大切です。
家族葬に決められる前にじっくりお考えいただきたいのは、「家族葬で本当にいいのか?」ということです。後々、「最期のお別れに」と、いろいろな人が代わる代わるご自宅を訪ねて来られるケースもあることを踏まえた上でご検討になられますことをお勧めいたします。

通夜・葬儀についてのよくあるご質問

納棺のとき、お清めはした方がいいのですか?

気になるようであればされてもいいと思います。納棺前であれば、清酒を少量いただいて納棺に臨む自分自身を引き締めます。納棺後については、「ご遺体に接したので・・・」ということには疑問を感じます。
あくまでも自分自身を清める、引き締めるというお考えであれば問題ないでしょう。

遺体を自宅のベッドに安置してもよいのでしょうか?

ご遺体を安置するのは、布団である必要はありません。もし、高さを調節できるようでしたら、最も低くして、ご弔問の方がお参りしやすいようにされた方がいいかもしれません。

喪主と施主の違いは?

喪主とは、葬儀の際に主となって弔問者を受ける方を指します。施主とは、費用を負担してご葬儀を執り行う方を指します。最近では喪主と施主を分けず、同じ方が双方を務められることが一般的です。

遺体を自宅に安置するのに、何を用意すればよいですか?

故人様が生前お使いだったお布団をご用意ください。俗信に基づくと、敷布団は重ねないで1枚と言われますが、そうしたことにとらわれる必要はないと思います。

遺体は玄関から入れてはいけないといいますが・・・

非日常であるご遺体を入れるために、日常使う玄関を通すことを避ける場合もあるようです。果たして、そのような習わしに意味があるのかどうかは甚だ疑問です。
他にも、玄関からの出入りについて「頭から入って足から出る」という習わしもあり、「玄関を出るときには、再び戻って来ないように家を振り返らないこと」と言われます。これについては、「なんとしても故人を安住の地に送り出す」という想いが込められています。

参列についてのよくあるご質問

通夜葬儀の式中に写真を撮ってもよいですか?また、故人のお顔を撮るのはどうですか?

ご遺族の許可があれば問題はありません。故人のお顔を撮影するのも同じです。大切なのは、ご遺族のお気持ちに十分にご配慮いただくことかと思います。

お焼香は何回行うのが正しいのですか?

浄土真宗(本願寺派)は「額に押し頂かないで1回」、真言宗は「額に押し頂いて3回」などと、宗旨によって回数が決められており、また、特に決まりのない宗派もあります。
最も大切なのはお悔やみの気持ちで、回数はさほど問題ではないように思います。

家族葬と聞きましたが、遺族ではない私も参列してよいものでしょうか?

そのような連絡であれば、ご遺族のご意思を尊重して、参列はご遠慮なさった方がいいかも知れません。

妊娠中です。ご葬儀に参列してもいいのでしょうか?

いけないことはありません。気になられるのであれば、鏡を外に向けてポケットの中などに忍ばせておきます。これは、鏡が悪いものを跳ね返し赤ちゃんを守ってくれるという俗信に基づいています。

供花・盛篭の注文はできますか?

はい、ご注文いただけます。詳細はこちらからご覧下さい。

しきたり・マナーについてのよくあるご質問

読経は意味のあることですか

故人のために読まれるお経は、その内容だけでなく、響きにも功徳があり、十分に意味のあることです。併せて参列者にも、生きる糧と功徳を与えてくださいます。

どうしてご飯に箸を立てるのですか?

死者の魂は、先の尖がった所に依り付くとされています。山盛りにしたご飯にさした箸の先にも魂は依りつきます。ご飯以外にも、祭壇に供えられ設えてあるいくつかのものは、導師が魂をお浄土へしっかりとお送りするためにそのようにしてあります。全ての宗派でそのようにするとは限らず、そのようにしない宗派もあります。

お清めは必要ですか?

「死」を穢れたものとする俗信から、昔は、清め塩をすることが多かったですが、最近では、不要とする考えもかなり広まっています。死とは、生きる上で遠ざけるものではなく、人生においてしっかりと受け容れていかなければならないものです。

お経を上げないと成仏ができないのですか?

故人は、お経を上げていただき引導を渡され、安らかにお浄土に往生できると信じております。だからと言って、お経を上げないから成仏できないということはないのではないでしょうか。

ご葬儀の際は、神棚と同じように仏壇も床の間も封じるのですか?

ご葬儀の際に神棚を封じる理由は、神様が気枯れ(ケガレ)を嫌うとされるからです。仏壇も床の間も、本来そのようなものではありませんので封じる必要はありません。仏教では「生死不二」といって、生きている私たちにとって、死も生の一部であると考えます。ですから、死を特別扱いして仏壇を封じることはありません。
ただ、地域的には仏壇の扉を閉じる所はあるようです。慣習なのか、神棚と混同しているのか、もしくは新仏に専念するということなのかも知れません。

妊婦が葬儀に参列する際には、お腹付近に必ず鏡を入れておかなければならないのですか?

鏡を外に向けて忍ばせておくという習わしは、鏡が悪いものを跳ね返し赤ちゃんを守ってくれるという俗信に基づいています。科学的根拠に基づくものではなく、必ずしなければならないというものではありません。

費用についてのよくあるご質問

お葬式はいくらか掛かるのですか?

ご葬儀プランのページよりご確認ください。

祭壇費用はどうして高いのでしょうか?

祭壇費用が高いとされる主な理由は、その内容の不透明さにあります。弊社は、その不透明な内容を、祭壇料や人件費などに分けて詳細に開示しておりますので、きっとご納得いただけることと思います。

家族葬は安く済むのでしょうか?

葬儀費用は、規模によって影響を受けることは確かです。

お布施・戒名についてのよくあるご質問

戒名はどうしても必要なものですか?

親が、自分の子の健やかな成長を祈って命名をするように、導師(師匠)は仏の御教えを説き、仏弟子となる故人の仏性の成長を祈ります。仏弟子は、それまでの名前(俗名)を捨て、娑婆と決別をして新たな名の下に精進します。
遺族は、戒名を授かることによって死を自ずと受け容れ、悲しみを癒す一助にもなります。また、戒名から故人を偲び、そして一文字一文字から教えをいただくようでありたく感じることができます。これらの意味において必要だと言えます。
また、菩提寺の墓地に入る場合には、住職から戒名を授かってからでないと原則として納骨ができません。

戒名のランクは必要ですか?

ご戒名のランクというと、通常は院号の有無や、居士・大姉/信士・信女の違いを指します。菩提寺のある場合は、そもそも戒名の“ランク”(不適切な表現ですが) は「家」に授けられていますので、基本的にはこちらの希望を述べることができません。
戒名のランクは、おおよそお寺に対する貢献度が目安になっています。本来、戒名はお布施の額に関係なく授けられるものですが、お寺に相応の貢献ができる方がそれなりのランクの戒名を授かることは無理のないことかもしれません。
戒名のランクなどなくなって、仏教や寺院が真に隆盛を極め、世の中が豊かで平和になるのが一番ですね。

お布施の額をお坊さんにお尋ねしてもいいのですか?

一般的に、檀家の皆さんがどのくらいなのか、その目安が分かりますので、答えてくださるのであればいいと思います。尋ねられたからと言って失礼にはあたりませんのでご心配いりません。

お布施は、いつお渡しすればいいのですか?

(1) 家族が亡くなり菩提寺へご挨拶に行ったとき(事前)
(2) 通夜の読経の後に控え室で
(3) 葬儀後に菩提寺へご挨拶に行ったとき
の3つがあると思います。本来の「お布施」という観点に立てば(1)ですが、一般的に(2)が多いようです。また菩提寺から (3)の指示があれば、もちろんその方が丁寧です。

葬儀が終わって、後日お寺にお布施を渡しに行きます。何か用意するものはありますか?

お菓子折りを台にしてお布施を渡されると丁寧かと思います。

お布施等の金額は、袋に記入をすべきでしょうか。その際、どこにどのように書けばいいですか。また、入れるのは新札ではいけないのでしょうか

「お布施だから金額は書かなくてよい」ということが書かれたものも見受けられますが、きちんと書く方が正式です。その場合、中の袋の表に書いてください。中に入れるのは、新札ではいけないことはありません。

お寺から式場までが近いので、お坊さんが歩いていらっしゃるそうです。このような場合にも、お車代は必要ですか?

本来は、寺院から外に出られることに対してお渡しするものでしたので、その様な意味では必要なのかもしれません。実際のところは、お渡ししないこともあり得ると思います。

法事についてのよくあるご質問

四十九日の法要に出す香典袋の表書きはどのようにしたらいいですか?

「御仏前」でいいと思います。